石燈籠の、題銘・献納者名・設立年などの銘が彫りこまれた位置は、下記「銘位置図凡例」にまとめて記載しています。

　銘は、一般的に「竿」や「基壇」などの部分に彫りこまれています。「銘位置図」には、「銘位置図凡例」にある「正面」・「背面」などに相当する欄に、銘内容を記載しています。

　「銘位置図」に記載の、「（　　　　　　　） 」は、「銘無し」あるいは「銘の有無の判別不能」を意味し、（　？　？　？　）は、「銘があることは確実と思われるが判読不能」を意味しています。また、銘の一部が判読不能の場合、その文字のある個所に、一文字に対して「●」を一つ、代わりに記載しています。不明文字数が判明しない場合は、「………」を代替とします。さらに、判読できても表示上、機種依存文字については、その個所に、同等文字あるいは「◎」を代替えとします。（判読不能文字には、サイト管理者の知識不足によるものも含みます。）

　元の銘は、一般的には縦書きがほとんどですが、中には横書きあるいは縦書き・横書きが混在したものがありますが、本図鑑では、横書きに統一して記載しています。また、銘の字体が異字体・旧字体など、そのまま記載できないものは、字体を改めております。（元の字体は、貼付画像および、現物の燈籠で確認して下さい。）

　なお、正面部分の主要銘は、大文字の太字で、他と区別して記載しています。また、基壇などの銘のある部分が、複数段有る場合は、最下段を一段目と記載しています。