本図鑑では、掲載の石燈籠に、分類記号（*-***-*）と識別記号（T****）の、二種類の個別記号を付しています。通常、燈籠は２基一対、あるいは、何基かまとまって設置されています。

　分類番号は、設置区域記号（「A」「B」）を最初に、その一対あるいは一連の燈籠に、同一の３ケタの番号を付し、必要に応じて、サブの符合・番号を付しています。このサブ符合・番号には、「L」「R」「01」などがあります。

　このうち、「L」と「R」は、横並びの一対のものは、燈籠正面に向かって、それぞれ、L：左側とR：右側となっています。また、参道の両側に分かれて一対のものは、参道方向（主要な社や建物に向かう方向）に向かって、それぞれ、L：左側とR：右側となっています。

　また、サブ番号は、必要に応じて配置図などにより、その個別位置を示すこととします。

　識別番号は、本図鑑を作成するための、調査・記載の進行に従って付せられた、通算の燈籠番号となっています。分類番号との混乱を避けるため、番号の先頭に「T」を付しています。